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2018/02/07
汗ジミをつけないための対策
汗ジミ対策・・・これは大切ですので3回くらいに分けてお話しましょう。
汗はシミや黄変の原因となる最もやっかいなものの一つです。
ついた当初は見た目ではわからない場合もありますし、しかも内側から来るのですからなおさらです。
だいたい衿・胸脇・背に付いてしまうことが多いですね。
では、未然に防ぐにはどうすればいいか。。。
吸湿性の高い下着などの活用は有効です。
肌襦袢は木綿などの晒(さらし)がいいでしょう。
やはり化学繊維やガーゼ類は暑く蒸れることが多いですので、避けた方がいいでしょうね。
一般に販売されている汗取り用の下着では、脇の下・胸・背・ウエストなどにうまく対応して作られていたりします。
また、ご自分で薄いタオル状の晒(さらし)を寸法に合わせて、脇の下のギリギリのところで巻いておくというのもいいでしょう。
……………………………………………………………………
着物(和服)のしみ抜き・丸洗い・洗い張り・仕立て等
きものお手入れ専門店 きもの処 大榮(だいえい)
代表者:末永 健
福岡県福岡市城南区樋井川1-23-22
TEL:092-864-7701
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汗はシミや黄変の原因となる最もやっかいなものの一つです。
ついた当初は見た目ではわからない場合もありますし、しかも内側から来るのですからなおさらです。
だいたい衿・胸脇・背に付いてしまうことが多いですね。
では、未然に防ぐにはどうすればいいか。。。
吸湿性の高い下着などの活用は有効です。
肌襦袢は木綿などの晒(さらし)がいいでしょう。
やはり化学繊維やガーゼ類は暑く蒸れることが多いですので、避けた方がいいでしょうね。
一般に販売されている汗取り用の下着では、脇の下・胸・背・ウエストなどにうまく対応して作られていたりします。
また、ご自分で薄いタオル状の晒(さらし)を寸法に合わせて、脇の下のギリギリのところで巻いておくというのもいいでしょう。
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着物(和服)のしみ抜き・丸洗い・洗い張り・仕立て等
きものお手入れ専門店 きもの処 大榮(だいえい)
代表者:末永 健
福岡県福岡市城南区樋井川1-23-22
TEL:092-864-7701
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2018/01/05
雨の成人式での振袖の対処法
福岡の成人の日はどうやら雨の予報のようです。
昨年も投稿しましたが、雨の場合の振袖の対処法や食事等のときのお手入れ職人から見た場合の注意点といいますか、なるべく汚さないで済ませるためのお話をします。
雨の場合は極力濡れないようにするのは当然です。
部分的に濡れて、その濡れた箇所がわかる場合は部分的なしみ抜き等のお手入れで対処できます。
しかし、ガッツリと濡れた・あるいは広範囲に濡れた場合は洗い張り・仕立て替えでしか対処できないことがあります。
そうなるとかなり工賃がかかりますので、なるべく頑張って濡れないようにして下さいね。
濡れないようにするためにも着物の雨ゴートを着用し、会場などで脱ぐようにするといいでしょう。
次に、注意する点はクルマの乗り降りです。
クルマの乗り降りは極力屋根のある場所でした方が無難でしょう。
タクシーの場合は降りる場所を運転手さんに協力をお願いしてみてはどうでしょうか。
傘ではどうしても雫がかかってしまいます。
また、乗り降りの際にドアの開閉部分に付いている機械油を付けてしまうことがあります。
振袖は特に袖が長いので注意が必要です。
また、クルマのシートに汚れがないかもチェックしておきましょう。
タクシーを利用する場合は何かシートの上に敷く物を持って出かけられるのも一考です。
そしてタクシー等クルマに乗ったら、振袖の袖を雨に濡れた草履で踏まないように振りの部分をヒザの上に乗せて座りましょう。
せっかく濡らさずにクルマに乗っても、草履で踏んでしまってはガッカリしてしまいますからね。
座って飲食をされる場合は胸元やヒザの上にナプキンをされると良いですね。
ビールやお酒、食べこぼしなどをできるだけしないようにするのは大変です。
ナプキンなどのワンクッションがあると、だいぶ違うと思いますよ。
このような成人式後のパーティーに出席される場合は、スーツ等に着替えて行くというのもアリでしょう。
着物のお手入れに携わる仕事をしている私がこのようなことを薦めるのもなんですが、シミや汚れを付けてしまうことがどうしても気になってパーティーが楽しめないくらいなら、その方を選択した方が成人式の良い想い出にもなるかと思います(^^)
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着物(和服)のしみ抜き・丸洗い・洗い張り・仕立て等
きものお手入れ専門店 きもの処 大榮(だいえい)
代表者:末永 健
福岡県福岡市城南区樋井川1-23-22
TEL:092-864-7701
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昨年も投稿しましたが、雨の場合の振袖の対処法や食事等のときのお手入れ職人から見た場合の注意点といいますか、なるべく汚さないで済ませるためのお話をします。
雨の場合は極力濡れないようにするのは当然です。
部分的に濡れて、その濡れた箇所がわかる場合は部分的なしみ抜き等のお手入れで対処できます。
しかし、ガッツリと濡れた・あるいは広範囲に濡れた場合は洗い張り・仕立て替えでしか対処できないことがあります。
そうなるとかなり工賃がかかりますので、なるべく頑張って濡れないようにして下さいね。
濡れないようにするためにも着物の雨ゴートを着用し、会場などで脱ぐようにするといいでしょう。
次に、注意する点はクルマの乗り降りです。
クルマの乗り降りは極力屋根のある場所でした方が無難でしょう。
タクシーの場合は降りる場所を運転手さんに協力をお願いしてみてはどうでしょうか。
傘ではどうしても雫がかかってしまいます。
また、乗り降りの際にドアの開閉部分に付いている機械油を付けてしまうことがあります。
振袖は特に袖が長いので注意が必要です。
また、クルマのシートに汚れがないかもチェックしておきましょう。
タクシーを利用する場合は何かシートの上に敷く物を持って出かけられるのも一考です。
そしてタクシー等クルマに乗ったら、振袖の袖を雨に濡れた草履で踏まないように振りの部分をヒザの上に乗せて座りましょう。
せっかく濡らさずにクルマに乗っても、草履で踏んでしまってはガッカリしてしまいますからね。
座って飲食をされる場合は胸元やヒザの上にナプキンをされると良いですね。
ビールやお酒、食べこぼしなどをできるだけしないようにするのは大変です。
ナプキンなどのワンクッションがあると、だいぶ違うと思いますよ。
このような成人式後のパーティーに出席される場合は、スーツ等に着替えて行くというのもアリでしょう。
着物のお手入れに携わる仕事をしている私がこのようなことを薦めるのもなんですが、シミや汚れを付けてしまうことがどうしても気になってパーティーが楽しめないくらいなら、その方を選択した方が成人式の良い想い出にもなるかと思います(^^)
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着物(和服)のしみ抜き・丸洗い・洗い張り・仕立て等
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代表者:末永 健
福岡県福岡市城南区樋井川1-23-22
TEL:092-864-7701
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2017/12/01
カビ等を防ぐための着物の陰干しをやらないで済ます方法
なぜ着物を陰干ししないといけないのか?については以前のコラムでもご説明しました。
さて、ではいざ陰干ししようと思っても、なかなか重い腰が上がらないというのが実情でしょう。
確かにめんどくさいと言えばめんどくさいかもしれません。
陰干しは最低年一回、理想を言えば年二回やって頂けたら良いと思っています。
その時期は梅雨明け後の7月は必ず。
そしてできればもう一回は2月辺り。
これで半年おきに着物に新しい乾燥した空気を充てることができ、万が一ガビや気付かなかった食べこぼしなどのシミも早い段階で発見ができるという一石二鳥です。
お仕事や茶道などの習い事をされている方は、常に着物を着る機会があり、お手入れもマメに出されるため、陰干し自体をする必要性はほとんどないと思います。
しかし、普段着物を着る機会が無い方には、これがなかなかやろうと思っていてもやれていない方が多いようです。
だいたい数十年しまったままにされていて、いざ必要になったときにタンスから出してみるとカビが変色していて手遅れだったり、お手入れすれば何とか着られる場合でも、時間がなくてお手入れが間に合わないという判断になったりしています。
そして新たに購入するしかなかったり、高いレンタル料を払って間に合わせるしかなかったり。
そこで今日は、当店のお客様で何人かの方がこの陰干しの手間を上手く省いている方がいらっしゃいますので、その方がどうされているのかをご紹介します。
この方達は普段着物を着る機会はありません。
持ってある着物と言えば、それぞれですが、留袖・喪服・振袖・訪問着等の着物・子供の着物(一ツ身などのお宮参り用)です。
この中で突然必要になるパターンの着物は喪服ですね。
これらの着物をちょうど梅雨入り直前くらいにお手入れに出されます。
たいてい丸洗いのみ。
確かに検品してみますと、毎年着物を着ていなくてもこの梅雨入り前にお手入れに出されますので、シミらしいシミがない場合が多いです。
何かシミが上がってきていれば『しみ抜きして取っておいてね』といった感じです。
着物を着ていなくてもこの梅雨入り前に
『ちょっとカビ臭いのよね』とか『なんか湿気てる感じがするのよね』といった感じで持ち込まれます。
もうお分かりの方も多いと思いますが、この年一回の一番湿度の高い時期に当店にお手入れで出されるということは、仕上がり時期はもう梅雨が明けている。。。
つまり、梅雨の時期を当店でお手入れついでに保管して、ちょうど良い季節に仕上がった着物を受け取ってそのままタンスにしまうだけ。。。という技を使っていらっしゃるわけです。
あるお客様から『私はほとんど陰干ししないでいいようにこの時期に出しているのよ』とお聞きしたときに、これは私も『なるほどぉ〜』と唸りましたね。
よくよく調べてみると、このお客様は確かにこの時期に必ずまとめてお手入れに出されていました。
さらによ〜く考えてみると、他にもそのような方が数名いらっしゃいました(*_*;
私が気付かなくてどーすんだって感じですが・・・(^^ゞ
この方法を取れば、年一回のお手入れをすることで陰干しもしなくて済みますし、早い段階でのカビやシミなどの発見もできますので、着物は長持ちしますし、いざという時にあわてなくて済みます。
年二回の陰干しをしておきたい方も、2月辺りに一回陰干しするだけの手間で済みます。
今、当店で手遅れ状態で持ち込まれる着物の種類で多いものは、先ほども申し上げました普段着る機会が少ない留袖・喪服・振袖・子供の着物(一ツ身などのお宮参り用)です。
特に一ツ身はだいたい30年くらいしまったままというパターンが多く、ほぼカビの変色に着物全体がヤラれてお手入れ不可能状態のものが多いですね。
買い直した方がお手入れ代よりも安くつくか、お手入れ不可能状態になっています。
振袖も購入時に高価な金額をお支払いになっていて、娘さんの成人式に着せてあげようとお考えの方が多いですが、しまったままだとかなりリスクがありますね。
このように、普段は着ることはほとんどないけれども、将来は着ることがあるという場合は、先ほどのお客様の事例のように賢くお手入れ時期のタイミングを合わせると、陰干しをするめんどくささ・労力無しに、さらに着物も長持ちさせることができるわけです。
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着物(和服)のしみ抜き・丸洗い・洗い張り・仕立て等
きものお手入れ専門店 きもの処 大榮(だいえい)
代表者:末永 健
福岡県福岡市城南区樋井川1-23-22
TEL:092-864-7701
ホームページ:http://www.kimono-oteire.com/
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さて、ではいざ陰干ししようと思っても、なかなか重い腰が上がらないというのが実情でしょう。
確かにめんどくさいと言えばめんどくさいかもしれません。
陰干しは最低年一回、理想を言えば年二回やって頂けたら良いと思っています。
その時期は梅雨明け後の7月は必ず。
そしてできればもう一回は2月辺り。
これで半年おきに着物に新しい乾燥した空気を充てることができ、万が一ガビや気付かなかった食べこぼしなどのシミも早い段階で発見ができるという一石二鳥です。
お仕事や茶道などの習い事をされている方は、常に着物を着る機会があり、お手入れもマメに出されるため、陰干し自体をする必要性はほとんどないと思います。
しかし、普段着物を着る機会が無い方には、これがなかなかやろうと思っていてもやれていない方が多いようです。
だいたい数十年しまったままにされていて、いざ必要になったときにタンスから出してみるとカビが変色していて手遅れだったり、お手入れすれば何とか着られる場合でも、時間がなくてお手入れが間に合わないという判断になったりしています。
そして新たに購入するしかなかったり、高いレンタル料を払って間に合わせるしかなかったり。
そこで今日は、当店のお客様で何人かの方がこの陰干しの手間を上手く省いている方がいらっしゃいますので、その方がどうされているのかをご紹介します。
この方達は普段着物を着る機会はありません。
持ってある着物と言えば、それぞれですが、留袖・喪服・振袖・訪問着等の着物・子供の着物(一ツ身などのお宮参り用)です。
この中で突然必要になるパターンの着物は喪服ですね。
これらの着物をちょうど梅雨入り直前くらいにお手入れに出されます。
たいてい丸洗いのみ。
確かに検品してみますと、毎年着物を着ていなくてもこの梅雨入り前にお手入れに出されますので、シミらしいシミがない場合が多いです。
何かシミが上がってきていれば『しみ抜きして取っておいてね』といった感じです。
着物を着ていなくてもこの梅雨入り前に
『ちょっとカビ臭いのよね』とか『なんか湿気てる感じがするのよね』といった感じで持ち込まれます。
もうお分かりの方も多いと思いますが、この年一回の一番湿度の高い時期に当店にお手入れで出されるということは、仕上がり時期はもう梅雨が明けている。。。
つまり、梅雨の時期を当店でお手入れついでに保管して、ちょうど良い季節に仕上がった着物を受け取ってそのままタンスにしまうだけ。。。という技を使っていらっしゃるわけです。
あるお客様から『私はほとんど陰干ししないでいいようにこの時期に出しているのよ』とお聞きしたときに、これは私も『なるほどぉ〜』と唸りましたね。
よくよく調べてみると、このお客様は確かにこの時期に必ずまとめてお手入れに出されていました。
さらによ〜く考えてみると、他にもそのような方が数名いらっしゃいました(*_*;
私が気付かなくてどーすんだって感じですが・・・(^^ゞ
この方法を取れば、年一回のお手入れをすることで陰干しもしなくて済みますし、早い段階でのカビやシミなどの発見もできますので、着物は長持ちしますし、いざという時にあわてなくて済みます。
年二回の陰干しをしておきたい方も、2月辺りに一回陰干しするだけの手間で済みます。
今、当店で手遅れ状態で持ち込まれる着物の種類で多いものは、先ほども申し上げました普段着る機会が少ない留袖・喪服・振袖・子供の着物(一ツ身などのお宮参り用)です。
特に一ツ身はだいたい30年くらいしまったままというパターンが多く、ほぼカビの変色に着物全体がヤラれてお手入れ不可能状態のものが多いですね。
買い直した方がお手入れ代よりも安くつくか、お手入れ不可能状態になっています。
振袖も購入時に高価な金額をお支払いになっていて、娘さんの成人式に着せてあげようとお考えの方が多いですが、しまったままだとかなりリスクがありますね。
このように、普段は着ることはほとんどないけれども、将来は着ることがあるという場合は、先ほどのお客様の事例のように賢くお手入れ時期のタイミングを合わせると、陰干しをするめんどくささ・労力無しに、さらに着物も長持ちさせることができるわけです。
……………………………………………………………………
着物(和服)のしみ抜き・丸洗い・洗い張り・仕立て等
きものお手入れ専門店 きもの処 大榮(だいえい)
代表者:末永 健
福岡県福岡市城南区樋井川1-23-22
TEL:092-864-7701
ホームページ:http://www.kimono-oteire.com/
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