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事例紹介

2017/07/17

梅雨が明けたら着物を長持ちさせるためにやっておくべきこと

それは陰干し(虫干し)を必ずやっておくことです。

以前にも解説しましたが、着物(絹)は風による新しい空気と乾燥を喜びます。

窓を開けて風を通し、直射日光の当たらない部屋で衣紋掛けかハンガーにきものを吊るして風に当てるようにして干します。

帯などを干すスペースがなければ、イスの背もたれに掛けてもいいですね。

直射日光に当てないように気を配ることはもちろんですが、部屋の蛍光灯も消しておきましょう。

蛍光灯でも変色する場合があります。

この虫干しの際に、ついでにカビやシミの点検もしておくと良いでしょう。
もしカビを発見したり、シミの変色などを発見したら、できるだけ早いうちにお手入れに出しましょう。

時間が経つほどシミは取れなくなり、しみ抜き工賃も高くなります。
手遅れ…ということになることもよくあります。

なぜ何度も陰干しを私が推奨するかといいますと、カビが発生していることやシミが付いていることに気付かずに何年も放置してあって、それが変色し、手遅れ状態で持ち込まれる方が後を絶たないからです。

何にしても早めの対処が大切なんですね。
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着物(和服)のしみ抜き・丸洗い・洗い張り・仕立て等
きものお手入れ専門店 きもの処 大榮(だいえい)
代表者:末永 健
福岡県福岡市城南区樋井川1-23-22
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2017/07/17

陰干し(虫干し)を簡単に済ませる方法

着物をカビから守る「陰干し(虫干し)」をすることは、とても面倒くさいと思います。

しかし陰干しを年一回だけでもやっておくだけで、カビとその変色や、しまうときには気付かなかったシミの変色などを未然に防ぐ効果があります。

でもどーしてもやりたくないという場合は、こんな簡単な陰干しの仕方でも効果がある場合があります。


さて、その方法は・・・

ただ、たとう紙を拡げて風を通すだけ…これでもだいぶん違うのです。

陰干し(虫干し)が面倒くさいのは、着物を拡げて干すまではいいけど「たたむ」のが面倒くさいでしょう?

だったら、たたまないで済ませばいいのです。

そりゃ当然、拡げて干した方が良いのですが、たためないという方もいらっしゃるでしょうし。

何もやらないよりは、たとう紙を拡げて風を通すだけでも良いと思います。
そのときに、たたまないでいい程度に着物の中の方をチラ見してみて、カビが生えていないか確認しても良いでしょう。

一応、当店のYouTube動画で着物のさまざまな種類のたたみ方を解説していますので、ちゃんと着物を拡げて陰干しすることに挑戦される方は参考にしてくださいね。
以下がそのたたみ方動画リンク先です。
↓↓↓↓↓↓↓↓
着物のたたみ方

しかし・・・それもめんどうだと言う方は、タンスを開け、引き出しを開けるだけでもある程度の効果はあります。

引き出しの中にたまったガスを抜き、風を通すだけでもいくらか違うのです。


つまり、どうしてもできない場合はあまり難しく考えないでいいんです。

できれば、時々たとう紙を拡げて『着物を見てあげる・観賞する』だけでも新しい空気に当たり、ある意味虫干しとなるのです。

湿気を取る除湿剤だけに頼らないで、そうやって着物を久し振りに見る楽しみの一つのイベントとしてやってみてはいかがでしょうか。

特に礼装物の留袖や喪服は着る機会がなかなかないため、気にかけてあげないと、いざという時に状態が悪くなっていて、お手入れ自体間に合わない場合もよくあります。
さらにはすでに手遅れ状態に変色してしまうことも。。。

黒系の着物と紬系はカビもつきやすいので、気にかけてあげて下さいね。
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2017/06/16

着物を着ているときの汗の対策法

汗はシミや黄変の原因となる最もやっかいなものの一つです。

ついた当初は見た目ではわからない場合もありますし、しかも内側から来るのですからなおさらです。

だいたい衿・胸脇・背に付いてしまうことが多いですね。


では、未然に防ぐにはどうすればいいか。。。

吸湿性の高い下着などの活用は有効です。

肌襦袢は木綿などの晒(さらし)がいいでしょう。

やはり化学繊維やガーゼ類は暑く蒸れることが多いですので、避けた方がいいでしょうね。

一般に販売されている汗取り用の下着では、脇の下・胸・背・ウエストなどにうまく対応して作られていたりします。

また、ご自分で薄いタオル状の晒(さらし)を寸法に合わせて、脇の下のギリギリのところで巻いておくというのもいいでしょう。
ボディーパウダーや制汗剤を使用するのも有効です。

ご自分で一番汗をかきやすいところに、ボディーパウダーを使うのもいいでしょう。

今は目立たないものもありますので、首回りにつけることもできます。

また、制汗剤で一番汗のかきやすいところ、例えば脇の下などに使用して、汗を抑えるのもいいと思います。

両者ともデオドラント効果のあるもの、香りを抑えたものなどいろいろありますので、お試しになってみてはいかがでしょうか。


また、必要以上に水分を取り過ぎないのも一考です。

やはり水分を摂取しすぎれば、汗の量も増えます。

意識しているだけでもだいぶん効果があると思われます。
余裕をもって着物を着こなして頂くことが汗ジミ対策にもなります。

やはり着物を着ている以上は身のこなしを優雅に振舞いたいものです。

時間に余裕をもって行動するだけでも、発汗量は抑えられます。

バスや電車などの公共交通機関を利用するにしても、ギリギリの時間に行って、小走りでバスや電車に乗り、乗った瞬間ドッと汗が湧いてきて、先方についた頃には何となく汗臭い・・・

誰もそんなこと望みませんよね。

すべてにおいて余裕をもった行動をすることで、発汗を抑え、着物をゆったりと着こなすことができるのではないでしょうか。
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